今日は日曜だが共有すべき事柄があるので簡単に記しておきたい。
これは10年くらい前の話だが、警視庁には内閣調査室と連動して芸能人逮捕予備のリストが用意されているとあるマスコミ関係の人物が語っていた。
つまりそれは芸能人の麻薬事案のストックにほかならないわけだが、そのことを示すように2016年、甘利明の現金授受問題が炎上しつつあるその最中、元プロ野球選手の清原が緊急逮捕され、メディアは大騒ぎをして、甘利問題とTPP問題はその喧騒の中でかき消された。
これは明らかに官邸主導のスピンコントロールだと感じたのだが、こう言った事案は証拠をあげることが困難である。
近くでは2019年2月に沖縄県民投票で圧倒的多数の辺野古新基地反対の情報が燃え上がろうとする中、ピエール瀧が麻薬所持容疑で緊急逮捕されている。
さらに大物感のあるチャゲ&飛鳥のASKAの覚せい剤使用逮捕は安倍政権が強行採決した年金カット法や高齢者の医療費負担増加、日露首脳会談の失敗などの報道と見事に連動している。
また安倍首相の意向を忖度した法務省が、技能実習生の失踪調査で、改ざんした調査結果を国会に提出していた矢先にネイムバリューが芸能人並みに高い日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されている。
今回「桜を見る会」で安倍首相が窮地に追い込まれつつあるそのさなか、あまりにもグッドタイミングでとつぜん女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAの緊急逮捕は警視庁は持ち駒の序列の中で大物のカードを切って来たとの感は否めない。
ご丁寧にも逮捕当日の18時、NHK7時のニュースに間に合うように警視庁は緊急会見をしているが、「桜を見る会」炎上打ち消し総動員の感がある。
そして案の定、警視庁の緊急会見にお墨付きを得たかのようにNHKの7時のニュースでは沢尻エリカの緊急逮捕をトップニュースとして報道している。そして「桜を見る会」報道を一切ないばかりか、半年前から準備して来た「安倍政権、長期政権」安倍礼賛報道をする始末である。
今は警視庁関係の人間がいるかどうかは(おそらくいるだろう)不明だが清原逮捕時には警視庁出身の杉田官房副長官が在籍していたことを見ると警視庁OBが官邸とつながっていることは確かだろう。
この芸能人の人気にあやかった政治利用は「桜を見る会」でも毎年行われていることだが、一方スピンコントロールのための逮捕予備リストとしてまたこの芸能人の人気が有効利用されていることはほぼ確実であり、ついに今日に至っては「官邸+NHK+警察庁」と三位一体となった情報操作が行われつつあるという北朝鮮まがいのことが起こりつつあるわけだ。
つまり今回NHKのニュースで特集を組んだ「安倍政権、長期政権」はひとつには今回のような長年にわたる情報操作によって愚民を騙し続けたひとつの成果ということだろう。
[24] Shinya |
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